昨年末、
がん哲学外来あびこカフェ2周年記念
がんを生きる緩和ケア医&歌の処方箋
に参加させていただきました。
がん哲学外来とは?⇒こちらから
今回は記念講演に
がんを生きる緩和ケア医
大橋洋平医師が
講演のため三重からいらしていました。
著書の中にもあるそうですが
「医師からより
良い治療を引き出すには?」
このお話は医師であり
がんと生きている大橋先生だから
語れること
医師は患者のことを
全てわかっていると思いますか?
そんなことはありません。
思っていること、
考えていること、
そのまんま伝えてください
これこそ…まさに、患者力
専門の知識を持っているんだし、
医者なんだからわかってよ!
治療を提案してくるんだから
今の状況はわかってるはず!
そう、思いたい
でも残念ながら…
医師や看護師、医療従事者も人間です。
↑
魔法使いなら…いいんですけど(泣)
おもんぱかったり
気遣ったりはできますが
それすらキッカケがないと
難しいこともあります。
今…
起こっていること、
怒っていること、
ツラいこと、
しんどいこと、
自分はどうしたいのか?
自分はどうしてほしいのか?
伝えないと伝わりません。
ぜひとも
しっかり伝えてください。
併せて『経過』を
お伝えすることも大切です。
例えば…
「腰が痛いです」と伝えた時、
今、それが起こっているだけなら
痛み止めは
出してもらえるかもしれませんが
「様子を見ましょう」
「経過を追ってみましょう」
と、返される可能性があります。
そのときに、
「いつ」から「どんな風」に痛い
さらには、
「どんな体勢」が痛い、
「どうすると楽になる」とか
情報があると
診断につながりやすいです。
診断は莫大な数の症状を
分析した統計学に基づいて成り立っている
と言っても過言ではありません。
なので…
その過程はとても重要と言えます。
時に、
何の前触れもないこともありますので…
それもそのままお伝えください。
患者力のひとつである『伝えること』
今一度、しっかりと
考えるきっかけとなりました。
次回のおしゃべり会のテーマは
『訪問介護ってね…』
知ってるとちょっと便利な知識を
看護師が15分程度、お話します。
お気軽にご参加ください。
お問い合わせ『参加申し込み』より
お待ちしております♪