こんにちは
納棺師さんとお話しする機会が
ありました
納棺師という仕事、知っていますか?
映画「おくりびと」で
知っている方も
いるかもしれませんね
わたしは病院勤務時代は知らず
夫の父親が亡くなり
「湯灌(ゆかん)」をする時
初めて知りました
そして
自分の父親を看取ったとき
納棺師さんにお願いしました
お風呂が好きだったけれど
最期はお風呂に入れなくて‥と
わたし達の言葉も聴いて‥
お湯とシャワーで丁寧に
シャンプーして身体も洗い
シャンプーのあとはドライヤーも
本当に丁寧な扱いや所作でした
「ご家族さまもこちらで一緒にどうぞ」
そう声をかけてもらい
お気に入りの洋服に
一緒に着替えを
「お風呂入れて良かったね」
「気持ち良さそうな顔してるね」
「お父さんありがとう」
医療と介護と死と葬儀と…
ついさっきまで生きて
頑張っていた大切な人の死と
大切な人を送る側
その間に入って
大切な人を一緒に大切
送らせて頂く
「死」にフォーカスするのではなく
「生」にフォーカスしながら
お手伝いさせてもらう
これまで4000人くらいの方を
納棺させてもらいましたが
納棺式で一番多い言葉は
「ありがとう」
「ごめんね」
なんですよ
だれが誰に「ありがとう」で
だれが誰に「ごめんね」なのか
それぞれの死について考える
それぞれの生について考える
大切な人との別れについて考える
自分の葬儀について考える
納棺式は
遺族にとって お別れの時間と
とても優しい時間
グリーフケアの第一歩だったと
わたしは想えるのです
模擬納棺式という
ワークショップも開催されていて
本物のお寺で
本格的な納棺式に遺族となって
お別れの時間を体験するワーク
なんだそう
また別の角度から
いろいろな想いが
溢れてきそうです
わたしも体験しに行って
みたいと想います
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございます
次回のおしゃべり会は
5月19日(日)20時に開催します。
お気軽にご参加ください。
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